ハゲという悪口はパワハラにあたる

ハゲという言葉は、髪の毛の薄い人に対して侮蔑的な意味を込めて使われます。
からかい半分だとしても、言われた人は傷ついてしまいます。
もし、言われた人が笑っていたとしても、それは許しているわけではありません。
人の体についての発言はよく考え、慎む必要があります。

特に、髪の毛が薄い人は、好きでそのような状態になったわけではありません。
遺伝的要因が強く、自分では改善できないという症状です。
ハゲという悪口に対して、不愉快だと感じると、はげている人にハゲと言って何が悪い等の返答がくることもあります。

多くの場合、上司は立場の弱い部下に対してハゲという暴言をはくことでストレスを解消しています。
部下だから上司の言うことにはだまっていなければいけないということはありません。
ハゲという言葉は立派なパワハラにあたるからです。
パワハラとは、パワーハラスメントの略で、職場内の地位を利用して業務の範囲を超えて精神的及び肉体的な苦痛を与えることを言います。
ハゲという悪口を上司が部下に行った場合は、まさしく精神的な苦痛を与えていることになるので、パワハラにあたります。

仕事上の優位性を利用して、嫌がらせのようなパワハラを行う人もいます。
年齢層が上の上司は、コミュニケーションのつもりで言っていると考えているかもしれませんが、言われた人が不快に感じれば、それは立派な暴言になります。
殴るなどの暴力もパワハラにあたりますが、言葉の暴力をふるう暴言に関してもパワハラと認定されます。

意識が低い上司にあたると、このような暴言を受けてしまうこともあります。
言われた人が苦痛に感じるだけでなく、職場環境を悪化させる原因にもなるので、パワハラは起こしてはいけない問題です。
身体的特徴を人に言われて心地よいと感じる人はいません。
子供でも言われていることを、大人になってからやるというのはとても悪質です。
特に立場を利用しているという点が、パワハラの特徴です。

女性議員が秘書に暴言で世間は驚愕

豊田議員が秘書にハゲという言葉を使って暴言をはき、暴力をふるったということがニュースで話題になりました。
豊田議員は上司という立場を利用して、秘書をハゲという悪口を日常的に言っていたそうです。
殴るなどの暴力もありましたが、ハゲという言葉には精神的な暴力につながっています。

このニュースは、その言い方や人格否定のような内容が話題になりました。
世間は議員という立場にある人が、このような暴言をはくということに驚愕しました。
秘書本人だけでなく、暴言の内容は家族にまで及びました。

ハゲという身体的特徴を言うことで、相手が傷つくということは誰でも想像がつきます。
豊田議員は東大を卒業したエリートとして知られていますが、これ以上やったらいけないという加減が分からないという特徴があります。
人から叱られた経験の少ない人に多い特徴で、人が傷つく言葉でも平気で言ってしまいます。

特に、秘書という自分よりも立場が低い人に対しては、何を言ってもいいという全能感を持って接していることが分かります。
自分の部下だからという思いが強い人ほど、その傾向が強くなります。
このような人は、立場が弱い人に対しては強く出ますが、自分より立場が強い人に対しては引き立てるような行動をとります。
もし、豊田議員よりも上の立場の人がいたら、このような暴言を彼女ははくことはしなかったでしょう。

パワハラというのは、最初のきっかけはからかい半分であったとしても、徐々に立場を利用して内容はエスカレートしていきます。
悪口程度だった発言が暴言にかわり、暴力に発展することも珍しくありません。
パワハラに気づいたら、周りの人は止める必要があります。
上司の場合、自分の立場も悪くなってしまうと考えがちですが、職場全体のことを考えてやめるように働きかけましょう。